プログラミングはなぜ必要か?

ニュースや雑誌などで、「プログラミングを学ぶ人たちが増えてきている」という話題を目にすることも多くなり、「専門的なスキル」から「一般的なスキルへ」と変化しつつあるのでは無いでしょうか。

しかし、「なぜ学ぶのか?」が明確になっていないと、なかなかプログラミングを勉強しようとは思えないもの。

どのような理由でなぜプログラミングを学ぶのかについて考えていきたいと思います。

プログラミングを学ぶ理由とは?

プログラミングを学ぶ人たちは、もちろん「プログラムを書けるようになること」が目的なのですが、理由は学ぶ人によって実にさまざまです。

現在増えている学ぶ理由は、「仕事で活かしたい」というものです。

特に「学校で少し学んだけれど、苦手であまり勉強するのは気が進まなかったけれど、仕事の効率化を考えると避けては通れないと感じたから」という意見も多数あり、社会的にプログラミングの必要性が高まっていることも後押ししているというのが現状ではないでしょうか。

  • 起業・フリーランス活動を始めるため
  • 仕事で役立てそうなため
  • 趣味でアプリを作りたいため
  • プログラマってカッコ良さそうだから
  • IT・情報系の学校に通っているため
  • 何もスキルが無いから何か自信の持てる知識を身に付けたい

など、他にも様々な理由でプログラミングを学び始めている人たちがいます。

学ぶ理由には、「なんとなく勉強してみよう」という人から「仕事で絶対に必要だから是が非でも身につけないと仕事ができない」という人まで、必要性に関しても個々人によって異なります。

しかし、残念ながらプログラミングは誰でもできるようになるのかというと、必ずしも「はい」とは言えないのが現状です。

身近にも「プログラミングを勉強してみたけれど挫折してしまった・・・」という人がいるのではないでしょうか。

「プログラミングはなぜ必要か?」という問いには「簡単には身につけられないけれど、本当に身につける価値があるのか?」を自問していくことでそ、の答えを見つけることができるのではないでしょうか。

学習の一番良い動機は「興味を持っていること」です。

プログラミングに興味があるのであれば一度学んでみるべきですし、プログラムが書けるようになるとさらに楽しくなるのがプログラミングです。。

興味を持ち続けずっと学び続けることができるのであれば、自然と身につけることができます。

友達が楽しそうなゲームをやっていたら、「自分もやってみたい!」と思い「ゲームのルールを勉強する」のと類似した感覚で学べると負担に感じることも無いのではないでしょうか。

「なんとなく」から「具体的な学習動機」を見つける

この記事を読まれている方は「なんでプログラミングが必要なの?」と思って読まれている方が多いのではないでしょうか。

「漠然としていて今ひとつ必要性を感じないし実感も湧かない」という人もいるのではないかと思います。

「なんとなく」から何か具体的な「プログラミング学習動機」を作ると俄然勉強する気も湧いてくるのではないでしょうか。

  • オリジナルのクイズゲームを作る
  • 好きなテレビ番組の放送時間前に通知してくれるスマホアプリを作る
  • 自動作曲ができるアプリを作る
  • お得なクーポン情報を共有できるサービスを作る
  • ビジネス英語を専門に学べるWEBアプリを作る
  • 最終電車を通知してくれるスマホアプリを作る

など、具体的に作りたいものを明確にすることで、「学習を行う理由」を見つけることができます。

プログラミングを学んで何ができるかがわからない方は、「できることが何なのか?」を理解していくことが必要です。

何ができるかもわからないのに、「なぜ必要なのか?」がわかるはずがありませんよね。

何ができるのかを調べたり学ぶ中で、その中で「自分が作りたいものを見つける」というイメージです。

「目的が無い学習」は続かない可能性が高くなってしまい、結局「何もできなかった・・・」となってしまわないように「目的(作りたいもの)」は決めておいた方が良いでしょう。

具体的にどう学ぶのか?

どのように学ぶのかは、現在はさまざまな選択肢が数多くあり、迷っている人もいるのでは無いでしょうか。

学ぶ際に決めるべきことは、

  • 学習するプログラム言語
  • 学習する期間
  • 1日の学習時間
  • 学習スケジュール
  • 学習場所
  • 教材

などですが、近年はプログラミングを学べる環境が整ってきているため、

  • プログラミングスクール
  • プログラミング学習サービス
  • 高専・大学などの教育機関

などでもプログラミングを学ぶことができます。

これだけ学ぶ環境が整ってくると「プログラムを書くスキルが身につくかどうかは自分にかかっている」とも言える時代となってきています。

全ての人に必要なスキルとは限りませんが、「さまざまな分野で活かしていくことができるスキル」のため、「自分が携わっている分野でどのようにプログラムを活かすことができるのか?」を考えていくことも大切です。

もし自分が携わっている分野でまだIT化が進んでいないのであれば、「新しいビジネスのタネ」となる可能性もあります。

少しずつプログラミングの習得を行い、自分の携わっている産業分野で「未開拓の用途」が無いかを日々の生活の中で考えてみてはいかがでしょうか。

無料で学べるプログラミング学習サービスも増えてきていますので、どのようなことを学べるのかを体験してみるのもいいかもしれません。

無料でいくつかのレッスンを受けられるサービスとして。

→「ドットインストール」

があります。

300以上のレッスンで5000本近い動画が用意されているため、かなり幅広いスキルを身につけることができるようになっています。

動画も3分と短くサクッと勉強できるところも人気のようです。

近年は「人工知能(AI)」が話題となってきていて、「Python」も学習者が増えてきている言語です。

AIプログラミングを学びたい方は、

→「Aidemy」

というAI学習サービスで、「Python」について学ぶことができます。

「AIエンジニア」を目指したい方は、「Python」を学ぶとご自身の携わっている分野で、人工知能を活用したプログラムを開発し、新しいビジネスにつながるかもしれません。

ハードウェアプログラミングを学びたい方は、

→「組込みシステム開発講座|ITスクールならWinスクール」

で、ハードウェアプログラミングを学ぶことができます。

本当になんでも勉強できる時代になってきました。

できるかできないかは「やるかやらないか」で決まる時代になってきているとも言えるかもしれませんね。

どのプログラミング言語を学ぶのかは、適正もあると思いますので、ぜひ「自分に合ったプログラム言語」を探してみてはいかがでしょうか。

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